子どもへの習い事はプログラミングが良い理由

子どもにプログラミングを習わせるかどうか迷っている方は多いのではないでしょうか。
プログラミングは、最近大きく話題になっていることもあり気になりますよね。
とはいえ、
・プログラミングを習わせるメリットはあるのか。
・月謝を払って、何も効果がなかったらイヤだ。
という思いもあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、学校現場でプログラミングに関わった筆者が「習い事としてプログラミングが良い理由」について解説していきたいと思います。
この記事を読むことで、安心してお子さんにプログラミングを習わせることができるようになるでしょう。
3分程度で読むことができると思いますので、ぜひご一読ください!
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プログラミングの人気について
プログラミングについては、ややマイナーというように感じている方がいるかもしれません。
「水泳」「英語」「塾」などのような習い事に比べると、通っている人は少ないように思えますね。
しかし、保護者を対象とした意識調査では子どもへの習い事として関心をもっている方が多くいます。
おそらく、今後はさらにプログラミングを習う子どもが増えてくることが考えられるでしょう。
プログラミング必修化について
2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されました。
筆者も実際に学校現場でプログラミングを指導した経験があります。
子どもはプログラミングの授業を楽しみにしていて、いつも集中して取り組んでいました。
元々、ゲームなどをしていることで機械に慣れている子どもが多いのかもしれませんね。
今後は、さまざまな教科にプログラミングの要素がプラスされるといわれています。
たとえば、算数の授業であれば「正多角形」をプログラミングで描くということが考えられるでしょう。
角度や辺の長さなど、規則的なものが多いですのでプログラミングを使うことは十分にできるはずです。
定規のズレなどによって長さが変わることもなくなるので、発達障害のある子も取り組みやすいかもしれません。
また、図工では「自分が作った工作を実際に動かしてみる」というのも考えられるでしょう。
光や音、効果などを自分の決めたタイミングで付くようにすれば「プログラミング」の要素が入ってきます。
自分の作品をさらにカッコよくするわけですので、子ども自身も楽しんで取り組めますね。
プログラミング教育はまだ始まったばかりですが、これまで以上に深い内容で学習をすることができるようになってきます。
プログラミングを習うメリット
では実際にプログラミングを習うと、どんなメリットがあるのでしょうか。
以下に挙げてみました。
- 論理的思考力が身につく
- 問題解決力がつく
- 自分から学ぶ力
- 将来性
順番に解説をしていきたいと思います。
論理的思考力が身につく
論理的思考力に近いのが、「プログラミング的思考」といわれています。
何か1つのことを達成するためには、たくさんのプロセスを成功させなければいけません。
たとえば、ロボットを動かすという動作があるときにはパソコン上にあらかじめ「直進」「右に曲がる」「左に曲がる」などと順序立てて打ち込む必要がありますよね。
これは日常でもよく使われていることです。
たとえば、すき焼きを作るとしましょう。
いきなりすべての具材を入れても、おいしく作ることは難しいですよね。
すべての具材がいいタイミングで食べられるように、「最初に水分の多い野菜を入れる」「肉は最後に入れる」などというように順番を考えていく必要があります。
日常生活でも役立つ知識が手に入るのは、プログラミングを学ぶメリットといえるでしょう。
問題解決力がつく
プログラミングを学ぶと、問題解決力が身につくのも大きなメリットです。
お子さんが、「何かわからないことがあるとすぐに投げ出してしまう」というように悩んでいる保護者の方は多いのではないでしょうか。
プログラミングを学ぶと、最初は分からないことの連続です。
1つの動作をするためには、たくさんのプロセスが必要になります。
しかし、そのうちの1つでもミスをしてしまうとエラーとなってしまうのです。
こういったエラーをたくさん経験する中で、子どもは解決する力を身につけていくことができるでしょう。
ときには、友達や先生に相談する必要があるかもしれません。
困ったときに自分で根気強く考えたり、周囲に相談することができることは大きな役に立つことでしょう。
自分から学ぶ力
自分から学んでいくことは主体性ともいわれています。
この、主体性は子どもが育っていく上でとても大切なものとされています。
大人になって、生活していく上でも重要だからです。
しかし学校などでは主体性を育みたいと思いつつ、なかなか実行できていない現状があります。
そこで、注目されているのがプログラミングです。
プログラミングは、自分で主体的に考えていくことからスタートします。
「あの機械をこんな風に動かしたい!」
「自分の描いた絵が動いたりしないだろうか?」
子どもが自分で考えて、実際にやってみる。
誰かに言われるのではなく、自分で考えながら動けるのはプログラミングの大きな良さでしょう。
プログラミングでは、基本的に指導者が教えるのは最低限のこと。
あとは子どもが自由に考えながら、主体的に取り組むことが多いです。
ほかの習い事とは違ったよさがあるでしょう。
将来性
プログラミングを学ぶことは、将来のためにも良いといえます。
今後、AIや機械に仕事が奪われてしまうと言われています。
特に、単純作業などの仕事はその傾向が強いといえるでしょう。
では将来、仕事を奪われずに安心して働くためにはどうすればよいか。
それは、機械を扱える人になることでしょう。
機械を使えるようになれば将来仕事がなくなる可能性は少なくなります。
むしろ、仕事が増えるかもしれませんね。
今後、大きく役立つ可能性がある。それも、プログラミングのメリットといえるでしょう。
子どもがプログラミングに興味を持つには
上記のように、プログラミングのメリットはたくさんあります。
とはいえ、親御さんのなかには「子どもがプログラミングに興味をもってくれない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
しかし、解決策は意外と簡単です。
- 体験に行かせてみる
- テレビを見たり、アプリを使わせたりする
などが考えられます。
体験に行かせてみる
意外と簡単にできるのは、これではないでしょうか。
プログラミング教室の中には、体験を受け付けているところも多くあります。
プログラミング教室のプロ講師が、初心者向けに授業を用意しています。
子どもが興味をもつ可能性は高いのではないでしょうか。
親が無理やり連れて行くと、お子さんが嫌がってしまうことがありますね。
まずは、軽い気持ちで遊び感覚で行ってみると良いかもしれません。
また、プログラミング教室で新しく友達ができる可能性もあります。
仲の良い子と一緒にプログラミングをすれば、楽しむことができるのではないでしょうか。
テレビを見たり、アプリを使わせたりする
テレビやアプリなど、身近なものでもプログラミングを楽しむことができます。
Eテレで放送している、「Why!?プログラミング」は学校でも導入が進められている番組です。
楽器やゲーム作りなど、子どもが興味をもつ要素がたくさんあります。
また、アプリでもおすすめのものがたくさんあります。
たとえば「Scratch」などはとても有名で、子どもが使いやすくなるように工夫されています。
自分で考えたものを実際に作ることができるので、たくさんの人が楽しむことができるでしょう。
まとめ
「プログラミングが習い事になる」ということに驚いた方もいるかもしれません。
しかし保護者からの注目も高まっていて、今後さらに人気が高まることも考えられます。
プログラミングにはメリットがたくさんあります。
まずは気軽に、プログラミング教室に行ってみてはいかがでしょうか。
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