学校でのプログラミング教育の問題点【スクールに通って解決】

学校でのプログラミング教育必修化の動きが進んでいます。
プログラミングは、今後も必要になってくるスキルですので習うことはとても大切なことだといえるでしょう。
しかし、
- プログラミング教育は本当に大丈夫?
- 学校での様子について知りたい
と心配している親御さんもいるかもしれません。
そこでこの記事では、実際に教員としてプログラミング教育に関わってきた筆者がプログラミング教育の問題点について解説をしていきたいと思います。
3分程度で簡単に読むことができますので、ぜひご一読ください。
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プログラミング教育必修化について
2020年から、学校でのプログラミング指導が始まりました。
背景としては、今後の社会のことを踏まえて1人ひとりのお子さんが「プログラミング的思考」を身につけておく必要があるからだとされています。
今、日本にはたくさんの仕事があります。しかし今後は、これらの多くが自動化されてしまうといわれています。
今のお子さんにはプログラミングなどを中心とした新しい技術を身につけていく必要があるのです。
身の回りを見ても、すでに機械化されているものが多くあることに気付きませんか?
スーパーのレジや自動運転技術など、これまでは人が行っていた作業が機械に変わっています。
プログラミング教育を通して、「自分の考えたことを機械に命令し、思い通りに動かしていくスキル」を身につけていくことになるのです。
また、プログラミングで身につけられるのは機械の操作だけとは限りません。
「論理的思考力」「主体性」といった、生きていく上で欠かせない力を身につけることができるのです。
学校での必修化の問題点について
前項でプログラミング教育の大切さについて書いてきました。
しかし、学校でのプログラミング教育は始まったばかりです。
問題も多いのが事実でしょう。
実際に授業を見てきた立場から解説していきたいと思います。
教員のプログラミングスキル
1つ目は、教員のプログラミングスキルです。
プログラミングを使いこなしている教員もいますので、決して全員のスキルが低いわけではありません。
充実した授業を受けられるケースもあるでしょう。
とはいえ、多くの教員はプログラミングについてよく分からないと感じているので課題があるといえるでしょう。
実際にプログラミングが必修化される前は、教員向けにレッスンもありましたがほとんどの人が混乱している様子でした。
年配の先生などは、プログラミングの授業の時に若い先生を呼び出して授業をするケースもあります。
このように、教員のプログラミングスキルが低いために現場が不安定になっているといえるでしょう。
効率的にプログラミングを学ぶのは難しい可能性が高いです。
分からないお子さんへの配慮
プログラミングが得意なお子さんであれば、割とすぐに理解する場合もあるでしょう。
しかし、中には覚えるまでに時間がかかったり苦手だと感じているお子さんもいます。
そんな時には、プログラミングを楽しんでもらえるような工夫をしたり一緒に寄り添って指導をすることが欠かせません。
学校のプログラミング教育では先生1人に対して生徒が30人近くいるケースもあります。
分からないことを先生に質問できなかったり、授業についていけずにプログラミングを嫌いになってしまう可能性も考えられるでしょう。
プログラミング教育は始まったばかりなので手探りな部分は多くあるかもしれません。
しかしできる限り多くのお子さんが取り組みやすくなるよう、配慮していくことが必要になります。
教材が不十分
本格的にプログラミングを学ぶとなれば、タブレットやロボット教材などが必要になってくることもあるでしょう。
これらは、子どもからも人気ですので学習効率も上がることが考えられます。
しかし、予算の関係もありすべてのお子さんに十分な教材が行き渡っていないのが現状です。
機械類はどうしても高額になってしまいがちですよね。
プログラミングを学ぶ時にはPC室を使うこともありますが、学校に1教室程度のところが多いのではないでしょうか。
他のクラスとの兼ね合いもあるので、長時間使うことは難しいでしょう。
お子さんがしっかりと学べるように、体制を整えていく必要があります。
主要教科への影響が出る
プログラミングも大切ですが、多くの親御さんにとっては「国語」「算数」といった主要教科も欠かせないのではないでしょうか。
しっかりと勉強をしていきたいところですよね。
プログラミングを学習すると、どうしても他の勉強がおろそかになってしまいがちですね。
プログラミング教室では、他教科などとうまく結びつけながら同時進行で学習ができるように工夫しています。
とはいえ、プロの講師だからこそできる部分でもあるでしょう。
学校でのプログラミング教育では、そこまで手厚く指導を受けることはまだ難しいといえます。
大事な科目もしっかりと勉強していきたいところですね。
メディアリテラシー教育が必要
プログラミングスキルを身につければ、パソコン等を使う機会が増えるでしょう。
その際には、メディアリテラシー教育も同時に進めていく必要があります。安全に使うためには欠かせないものですね。
たとえば、ネット上にはさまざまな情報が溢れています。すべての情報を鵜呑みにしてしまうことは危険だと考えられます。
どの情報が正しいのかを自分で判断したり、時には批判的な見方をしながら身を守っていく必要があります。
またネット上では顔が見えない付き合いも多くなります。やって良いことと悪いことについても細かく伝えていく必要がありますね。
極端な例だと、名前がバレないと思って殺害予告などを書き込めばIPアドレスから簡単に特定されてしまうでしょう。
ネット上での特有のルールもありますのでしっかりと指導をする必要が出てきます。
学校ごとに指導内容が異なる
一言で「プログラミング教育」といっても、学校によって指導内容が大きく違っているのも問題だといえるでしょう。
たとえば、「Scratch」や「Viscuit」はかなり有名なアプリですね。これらを授業の最初に取り組む学校があります。
しかし、いきなりパソコンのアプリから取り組むのではなく身近な「すごろく」などからプログラミングを始めるケースもあるのです。
一概にどちらが正しいとはいえませんが、指導内容を同じにしないと情報共有しづらかったり課題点が分からなかったりします。
教員も混乱してしまいますよね。
よりよい教育をしていくためには、しっかりと指導の流れを作ることが欠かせないといえるでしょう。
プログラミング教室のメリット
ここまで、学校のプログラミング教育における問題点を書いてきました。
もちろん、学校のプログラミング教育で学べることもたくさんあります。
しかし、プログラミング教室にも通うことでさらにお子さんを成長させることができます。
以下に理由を挙げました。
講師の実績がある
まず、指導者の実績については安心できるといえるでしょう。
もちろん学校教員も指導のプロですので、ある程度の授業は受けられるといえます。
しかしプログラミングについては、新しい取り組みということで質が高いとは限りません。
プログラミング教室では、アプリ開発をしたりコンテストに入賞した講師がいるなど実績があるのが特徴です。
お子さんにとって、より良いレッスンが受けられると考えられます。
安心して授業が受けられる
プログラミングは難しいこともあるので、どうしても分からないことが出てきてしまいます。
学校の授業の中でも、友達は分かっているのに自分だけついていけないことがあれば不安になるのではないでしょうか。
プログラミング教室であれば、マンツーマンや少人数で手厚く指導を受けることができます。
焦らず落ち着いて取り組めるのは良いですね。
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