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愛媛大学工学部ってプログラミングは学べるの?【具体的な学習内容とは】

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愛媛大学工学部ってプログラミングは学べるの?【具体的な学習内容とは】
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こんにちは。

Tech Chance! 公式ブログ編集部の巻田紗依です。

 

この記事を読んでくれているあなたは

  • プログラミングを学ぶには、どんな進路を選べばいいんだろう…
  • エンジニアになるにはどんな勉強が必要なの?
  • 工学部ってどんなことを学ぶんだろう…
  • 愛媛大学工学部からどこに就職できるんだろう…

などと悩んでいるのではないでしょうか。

 

今回は、愛媛大学の工学部で学べるプログラミング授業について説明します。楽しみにしていてください。

 

エンジニアになるには

あなたはどうしてプログラミングを学びたいのでしょうか。

おそらく、「将来エンジニアとして働きたい」という方が多いのではないでしょうか。なので、最初にどうすればエンジニアになれるのか確認しておきましょう。

 

まず、エンジニアになるために必要な資格などはありません。実際に、未経験歓迎というような求人もよく見かけます。

私自身も大学からプログラミングの勉強をし始め、資格無しでシステム会社に就職した経験があります。

 

しかし、プログラミングやITに関する知識は持っておくべきです。

未経験者歓迎という企業でもプログラミング経験者の方が評価は高くなりますし、エンジニアは成果物が評価されるのでプログラミングを身に付けておけば将来の幅も広がります。

従って、エンジニアになる前にプログラミングやITに関しての知識をできるだけ身に付けておくことが、エンジニアになるために一番必要なことでしょう。

そのため、大学でプログラミングを学ぼうという皆さんの選択はエンジニアになるための近道とも言えます。

 

愛媛大学工学部のプログラミングを学べるコース

それでは早速、愛媛大学工学部について説明していきます。

愛媛大学工学部は、2019年度より、従来の6学科から1学科9コースに再編しました。現在はどのコースも全て工学部工学科扱いです。

入学して1年は同じことを学び、2年次からコースが分かれ、専門的なことを学んでいきます。なので、1年次の授業を受けた結果、興味の湧いたもの・学びたいものを選択することが可能です。

コースの違いについては、こちらに載っておりますので、ご覧ください。→ 愛媛大学工学部のコースについて

 

  • 機械システム分野
    機械工学コース・知能システム学コース
  • 電気・情報分野
    電気電子工学コース・コンピュータ科学コース・応用情報工学コース
  • 材料・化学分野
    材料デザイン工学コース・化学生命科学コース
  • 土木・環境分野
    社会基盤工学コース・社会デザインコース

現在、上記9つのコースに分かれていますが、その中でもプログラミングについて学べるコースを2つ選抜して、学ぶ内容について簡単にご紹介します。

コンピューター科学コース

コンピュータ科学コースでは、AI・データ科学・IoT・組込みシステムの技術を融合的に活用して、実社会の課題を解決するコンピュータシステムを開発できるスキル・知識を身につけることができます。

 

学ぶ内容は主に下記の通りです。

2年次 3年次 4年次
  • Cプログラミング 
  • 論理回路
  • データ構造とアルゴリズム
  • 機械学習 I
  • サイバーセキュリティ
  • ウェブプログラミング
  • 組込みシステム開発基礎
  • 機械学習 II・III
  • 卒業研究

 

応用情報工学コース

応用情報工学コースでは、情報工学・通信工学に関する知識・技術に基づき,課題の発見・探求・解決を実践できるスキル・知識を身につけることができます。

 

学ぶ内容は下記の通りです。

2年次 3年次 4年次
  • Cプログラミング 
  • データ構造とアルゴリズム
  • マーケティングとビジネスモデル
  • デザイン思考
  • サイバーセキュリティ
  • ウェブプログラミング
  • プロジェクトマネジメント
  • PBL演習 I・II
  • 卒業研究

 

大学でのプログラミング授業とは

 

大学でのプログラミング授業とは

大学でのプログラミングの授業では、どのようなことを学べるのでしょうか。

将来、エンジニアとして活躍できるほどのスキルを身につけることができるのかな…と不安な方、ぜひ最後までご覧ください。

 

大学でのプログラミング授業の受け方

大学でのプログラミング授業はその性格上、基本的には「講師が壇上に立ち、スライドなどで説明後、学生は簡単な演習問題を解く」という講義形式で進められることがほとんどです。

それでエンジニアレベルのスキルが身につくのだろうか…と思った方も多いのではないでしょうか。その思いは、あながち間違いではありません。

 

大学では、ガツガツプログラムを書いていくというよりは、プログラムとコンピューターがどのように動くのかといった理論的な部分を中心に学びます。

なので、大学からの就職先には、意外とエンジニア職が少ないです。代わりに一般企業への就職が比較的多いです。

この点が、専門学校と大学の違いでもあります。

 

1年次

1年次では、プログラミングの基礎部分を学習します。

 

いきなり「プログラムを書きなさい」と言われても書けません。自分がしたいことを、どう伝えれば動いてくれるのかを知らなければいけません。

なので、プログラムを書くために必要な概念と構文を学びます。

 

授業中は基本的に、教室を巡回していつでも質問に答えてくれるTA(ティーチングアシスタント)、SA(スチューデントアシスタント)と呼ばれる方々がいます。

なので、独学で学ぶより圧倒的に効率が良いです。

 

2年次以降

2年次からはプログラミングの課題が出され、それを解くコードをレポートとして提出する演習形式が中心となっていきます。

 

基本的には、1年次に習う要素を組み合わせ、課題を解くためにはどんな組み合わせ方をしたらいいかという「アルゴリズム」を考え導き出すものとなります。

しかし、授業形態が演習形式となってもTAやSAの方が巡回してくださっているので、わからないことがあればいつでも質問できます。

大学で学べるプログラミング言語

最初はほとんど、C言語の授業です。しかし、最近ではデータサイエンスの需要が高まっていることもあり、Pythonの授業も増えてきています。

 

C言語は、プログラム言語的には歴史も古く、今現在でも使われている言語です。

ですが、コンピューターの仕組みにひも付いている概念が多いこともあり、初学者には比較的難しい言語とも言えます。

 

なぜ理解が難しい言語を使うのでしょうか。

それは先程にも述べた通り、大学では、理論的な部分を中心に学ぶためです。

C言語でプログラミングをするには、メモリなどの仕組みにアクセスしたり、デジタルな概念を扱う必要があるので、理論的な部分を学ぶという目的においてはふさわしい言語と言えます。

 

中高生のうちに準備できること

いかがでしたでしょうか。

今回は、愛媛大学工学部で学ぶプログラミングについて、ご紹介させていただきました。

 

ここで知っておいていただきたいことがあります。

それは、工学部に入ってくる人たちの中には、どんどんスキルをつけて伸びていく人もいれば、付いていくのに精一杯になり、最悪辞めてしまう人もいるということです。

工学部に入る上で大切なのは、スタートダッシュです。

工学部は授業進度も速いので、スタートダッシュをうまく切れるかどうかで、その後が決まると言っても過言ではありません。

スタートダッシュをうまく切れている人の中には、一度は中高生時代にプログラミングに触れている人が多いです。

中高生時代にプログラミングに触れているかどうか、これは今後に関わる、すごく大切なポイントです。

さて、中学校でのプログラミング教育必修化により、

「中高生がプログラミングを学ぶメリットって何?」と、親御さまにもよく聞かれます。

言わずもがな、たくさんのメリットがあります。

例えば、プログラミング学習で身に付く論理的思考です。IT分野での活用だけでなく、日々の生活や、勉強(特に数学)への活用にも繋がります。

さらに、中学生という早い段階での学習により将来性の大きな広がりに繋がります。

しかし、いざプログラミングを学ぼうと思っても、どう学んだらいいのかわからないですよね。

なので、最後に、プログラミングを中高生で学ぶメリットと、その学び方について解説します。

メリット

プログラミングを中高生で学ぶメリットはたくさんありますが、その中から抜粋して、以下の4つを紹介します。

  • 論理的思考力が身に付く
  • 創造性・想像力が身に付く
  • 大学受験に役立つ
  • 将来仕事に困らない

1つずつ見ていきましょう。

論理的思考力が身に付く

論理的思考力とは、自分の思う理想を実現するためにどうすればいいのか、考えて計画する力」を言います。

プログラミングでは、コンピューターに行動してもらう際に、とても細かい指示を行う必要があります。しかも、それが正しい指示でなければ、プログラミングではよくエラーが起こります。

そのためプログラミングを学習していると、問題解決のための論理的思考力が自然と身につきます。

学習面だと、論理的に考える必要のある「数学」の成績UPに繋がりやすいです。

創造性・想像力が身に付く

プログラミングは、自分が作りたいものを完成させるために、頭の中で何度もイメージ必要があります。それをを繰り返していくうちに創造性や想像力も身に付きます。

これらは、ほぼ全ての事柄に通じるのではないでしょうか。人間関係や、受験勉強など、全てにおいて想像力は大切です。

大学受験に役立つ

文部科学省の発表では、2024年度より大学入学共通テストでプログラミングを含む「情報」が新教科として出題されます。

現在中学生、かつ大学進学を考えている方は「情報」が必要となります。早めに対処しておく方がいいですね。

将来仕事に困らない

日本では今後IT企業が増加することより、以前よりもひどいIT人材不足が予想されています。

そのため、プログラミングができるだけで企業からは必要とされます。なので、仕事に困ることはないと言えるのではないでしょうか。

また、フリーランスという、場所にも時間にも縛られずに、パソコン1台あればどこでもいつでも仕事ができるという働き方もあります。

学び方

中高生のプログラミングの学び方として、以下の3つを紹介します。

  • 書籍での独学
  • オンライン教材
  • プログラミングスクール

メリット・デメリットについて、1つずつ見ていきましょう。

書籍での独学

メリット ①自分に合う教材を見つけやすい

②気軽にはじめられる価格帯

デメリット ①つまずくとなかなか前に進めない

②初心者だと、何をすればいいのか不透明

オンライン教材

メリット ①動画で分かりやすい

②学びたいことを、そこだけ聞ける

デメリット ①検索の力が必要

②モチベーションの維持が難しい

プログラミングスクール

メリット ①わからなかったらすぐに質問できる

②モチベーションを維持しやすい

デメリット ①費用が高い

②場所が限られる

いかがでしょうか。

中高生のうちに、あなたに合う学び方を見つけ、大学生活で良いスタートダッシュを切りましょう。

 

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