小学生におすすめのプログラミング言語・教材4選|学年別に解説
小学生におすすめのプログラミング言語を探してみると、検索結果にはScratch、Python、C#など、色々なものが並ぶため、正直どれを選べばよいか迷ってしまう保護者の方も少なくありません。
しかし、初心者の小学生に、最初からPythonやC#といった本格的なプログラミング言語を学ばせる必要はありません。
小学校低学年か高学年か、タイピングに慣れているか、どんな作品を作りたいかによって、向いている教材は変わります。
この記事では、いきなりレベルの高いプログラミング言語をオススメするのではなく、「Viscuit」「Scratch」「Minecraft」「MakeCode」という、小学生におすすめできる4つの教材を、年齢や経験、興味という基準から比較し、お子さまに合う選び方を解説します。
小学生にはどのプログラミング教材がおすすめ?
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結論から言うと、「Viscuit」「Scratch」「Minecraft」「MakeCode」にはそれぞれ異なる強みがあり、一つに絞って全員に勧められるものではありません。
文字入力がまだ難しい低学年のお子さまには、絵を描いてそのまま動かせるViscuitが取り組みやすく、ゲームやアニメーションなど幅広い作品を自由に作りたいお子さまには、ブロックを組み合わせて操作するScratchが第一候補になります。
すでにMinecraftを楽しんでいるお子さまであれば、その世界を舞台にプログラミングを学べるMinecraftプログラミングが学習の入口として機能しやすく、電子工作やセンサー、ロボットに関心があるお子さまには、micro:bitなどと組み合わせて動かせるMakeCodeが向いています。
以下の表に、代表的な4つの教材の違いを整理しました。
| 教材名 | 分類 | 対象の目安 | 主な操作方法 | 作れるもの | 難易度 | 向いている子 | 注意点 | 次のステップ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Viscuit | ビジュアル型プログラミング環境 | 年長〜小学2年生 | タッチ・ドラッグ中心 | 絵を動かす簡単なアニメーション | 低 | 文字入力が苦手な低学年の子 | 複雑なプログラムへの発展性はScratchより限定的 | Scratch |
| Scratch | ビジュアル型プログラミング言語・学習環境 | 小学1年生〜 | ブロックの組み合わせ | ゲーム、アニメーション、簡単なツール | 低〜中 | 幅広い作品を自由に作りたい子 | 手順を真似るだけでは応用力が育ちにくい場合がある | Minecraftプログラミング、MakeCode、テキスト型言語 |
| Minecraft | ゲームを利用した学習環境(言語ではない) | 小学2年生〜 | ブロック操作(MakeCode for Minecraft等) | 建築物の自動生成、キャラクター操作のプログラムなど | 中 | Minecraftが好きな子 | 遊ぶだけでは学習にならず、目的をもって取り組む必要がある | Scratch、MakeCode |
| MakeCode | ブロック型・テキスト型に対応した学習・開発環境 | 小学3年生〜 | ブロック操作、一部テキスト入力 | micro:bit等と連携した電子工作の制御、簡単なゲーム | 中 | 電子工作、センサーに興味がある子 | micro:bit等の機材が別途必要になる場合がある | テキスト型言語(中学生以降) |
表だけでは判断しづらい場合は、まずScratchを試してみるのも一つの方法です。
Scratchは対象年齢の幅が広く、ゲームからアニメーションまで様々な作品に対応できるため、興味の方向がまだはっきりしないお子さまにも扱いやすい教材です。
一方で、低学年で文字入力に強い抵抗があるならViscuit、すでにMinecraftに夢中になっているならMinecraftプログラミング、画面の外で何かを動かしたいという気持ちが強いならMakeCodeというように、興味や得意不得意がはっきりしている場合は、それに合わせて教材を選んだほうが、学習を長く続けやすいと考えられます。
学年だけでなく、こうした個々の事情を踏まえて選ぶことが、次に見ていくビジュアル型プログラミングという考え方の理解にもつながります。
小学生はビジュアルプログラミングから始めるのが基本
プログラミング言語には、PythonやJavascript、C#のように、キーボードで文字や記号を入力して命令を組み立てるテキスト型と、Scratchのようにあらかじめ用意されたブロックをマウスで組み合わせるビジュアル型があります。
小学生がテキスト型言語でつまずく原因は、プログラミングの考え方そのものだけではありません。
テキスト型のプログラミング言語は大文字と小文字の違い、英単語のスペル、コロンやカッコといった記号、エラーメッセージの読み方、ファイルの保存場所の管理など、コードを書く前の段階で覚えることが多く、そこで手が止まってしまうケースが少なくないためです。
一方、ビジュアル型プログラミングでは、こうした入力上のミスがほとんど発生しないため、命令を組み合わせた結果、画面の中でキャラクターがどう動くかという因果関係に意識を向けやすくなります。
Viscuit、Scratch、Minecraftプログラミング、MakeCodeは、いずれもこのビジュアル型に分類される教材です。
ただし、ビジュアル型プログラミングに取り組めば必ず論理的思考力が身につくというわけではありません。
用意された見本どおりにブロックを並べるだけでは、なぞっているだけで終わってしまうこともあります。
自分なりにブロックの順番や数値を変えてみて、思いどおりに動かなかったときにその原因を考える、という試行錯誤の積み重ねがあってはじめて、プログラミング的な考え方が身についていくと考えられます。
小学生におすすめのプログラミング教材4選
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ここからは、「Viscuit」「Scratch」「Minecraft」「MakeCode」という4つの教材について、それぞれの特徴を詳しく見ていきます。
4つの教材にはそれぞれ異なる強みがあり、単純に順位をつけられるものではありません。お子さまの年齢や興味に照らし合わせながら読み進めてみてください。
Viscuit|文字入力が難しい低学年から始めやすい
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Viscuitは、画面上に自分で描いた絵を配置し、その絵に「メガネ」と呼ばれる仕組みを使って動きを指定していく、ビジュアル型プログラミング言語です。
キーボードを使う場面がほとんどないため、文字の読み書きにまだ慣れていない年長から小学校低学年のお子さまでも、直感的な操作で「自分の描いた絵が動いた」という体験をすぐに得られます。
一方で、複雑なゲームを作り込んだり、条件分岐や変数といった一般的なプログラミングの概念に触れたりする場面では、Scratchのほうが選択肢が広がります。
Viscuitは、あくまで低学年のお子さまがプログラミングという世界に初めて触れるための入口として適した教材であり、「操作が簡単だから優れている」というより、「今の発達段階に合っている」という観点で評価するのが実情に近いといえます。
学年が上がり、より作り込んだ作品に挑戦したくなった段階で、Scratchへ移行するという流れが一つの目安になります。
Scratch|幅広い小学生が取り組みやすい第一候補
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Scratchでは、「10歩動かす」「もし〜なら」といった命令が書かれたブロックをマウスでドラッグして組み合わせることで、キャラクターを動かすアニメーションから、得点や残機のあるアクションゲームまで、幅広い作品を作ることができます。
タイピングをほとんど必要としないため、低学年のお子さまでも操作方法自体にはすぐに慣れますが、学習が進めば、条件分岐や繰り返し、変数を使った複雑な仕組みにも発展させられるため、低学年向けの簡単な教材だけで終わらない懐の深さも特徴です。
その一方で、インターネット上に公開されている作品や、教材に載っているサンプルの手順をそのままなぞるだけでは、考える力や応用力にはつながりにくい場合があります。
ブロックの数値を自分で変えてみる、思いどおりに動かない部分を見つけて直してみるといった、能動的な関わり方をどれだけ引き出せるかが、Scratchでの学びの深まり方を左右します。
対象年齢の幅が広く、作れるものの種類も多いため、初めての教材としては扱いやすい部類に入りますが、「すべての小学生に最適」と言い切れるわけではなく、絵を描くこと自体を楽しみたいお子さまや、電子工作に強い関心があるお子さまには、他の教材のほうが向いている場合もあります。
Minecraftプログラミング|ゲームへの興味を学びの入口にできる
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Minecraftをすでに遊んでいるお子さまにとって、見慣れたブロックの世界の中で自分が書いたプログラムを動かせるというのは、それ自体が大きな動機づけになります。
Minecraftプログラミングでは、MakeCode for MinecraftやMOD(拡張機能)などのツールを使い、ゲーム内のロボットやキャラクターに「前に進む」「ブロックを置く」「掘る」といった命令を組み合わせて与えることで、家や道を自動で作らせたり、決まった手順で採掘をさせたりするプログラムを組み立てます。
この過程で、命令を順番どおりに並べる、同じ動作を繰り返す、条件によって動きを変えるといった、プログラミングの基本的な考え方に自然に触れることができます。
ただし、注意しておきたいのは、Minecraftで自由に遊ぶこと自体はプログラミング学習にはならないという点です。
学習として成立させるには、「こういう建物を作りたい」といった課題を自分で考え、プログラムを実行し、思いどおりに動かなかった場合はその原因を探って修正するという活動が欠かせません。
また、使用するMinecraftのエディションや教材、追加のMOD(拡張機能)によって、導入方法や実際に学べる内容が異なるため、始める前にどの環境を使うのかを確認しておくと安心です。
Minecraftへの興味を入口にしながら、遊びと学習の違いを意識してあげることが、この教材を活かすポイントになります。
MakeCode|電子工作や実物を動かしたい子に向いている
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MakeCodeは、ブロックを組み合わせてプログラムを作る点ではScratchに近い操作性を持ちながら、画面の中だけでなく、micro:bitのような小型のコンピュータボードと組み合わせることで、LEDの光を点滅させたり、音を鳴らしたり、ボタンやセンサーの反応に応じて動きを変えたりといった、実物を使った作品作りができる学習・開発環境です。
自分が作ったプログラムどおりに、実際に手元のものが動いたり光ったりする体験に強く惹かれるお子さまにとっては、他の教材にはない魅力があります。
一方で、ゲームやアニメーションのように、画面の中で完結する作品を作りたいお子さまにとっては、ScratchやMinecraftプログラミングのほうが取り組みやすい場合もあります。
また、micro:bitなどの機材を使った学習を行う場合は、ソフトウェアだけでなく別途機材を用意する必要がある点も押さえておきたいポイントです。
学年と興味から子どもに合う教材を選ぶ
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教材選びを学年だけを判断材料に決めてしまうと、お子さまの実際の興味や得意不得意とずれてしまうことがあります。
ここでは、発達段階の目安と興味の組み合わせという観点から、選び方を整理します。
小学1〜2年生の時期は、文字入力や長い説明を求めず、指示を与えると画面の中で何かが動く、という関係性そのものを体験することを優先するとよいでしょう。
この段階では、Viscuitや、Scratchの中でも操作の少ない簡単な作品作りが向いています。
細かい概念の理解よりも、「自分が操作すると結果が変わる」という感覚を積み重ねることが、この時期の目標になります。
小学3〜4年生になると、ローマ字入力にもある程度慣れ始め、複数の手順を順番どおりに組み立てる作業にも取り組みやすくなります。
この時期には、Scratch、Minecraftプログラミング、MakeCodeなどを使いながら、命令の順序や繰り返し、条件分岐、簡単な変数の扱いへと少しずつ学習を進めていく段階と位置づけられます。
小学5〜6年生では、単に教材の難易度を上げるだけでなく、複数の機能を組み合わせた作品作りや、既存の作品を自分なりに改造すること、思いどおりに動かない原因を自分で切り分けて修正すること、完成した作品を人に説明したり発表したりすることなど、学びの深め方そのものを広げていく時期といえます。
ここで大切なのは、「小学5年生になったら自動的にテキスト型プログラミングに進む」といった年齢だけで決まる一律の道筋ではなく、その子がどこまで自分で試行錯誤できるようになっているかを見ながら、次のステップを考えることです。
PythonやUnityは中学生から始めても遅くない
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ここまで紹介したViscuit、Scratch、Minecraft、MakeCodeに対して、テキスト型のプログラミング言語であるPythonやUnity(C#というプログラミング言語を主に使うゲーム制作ツール)が小学生向けの中心的なオススメから外している理由についても触れておきます。
これは、PythonやUnityに価値がないという意味ではなく、初心者の小学生が取り組むには、作品作り以外の負担が大きくなりやすいためです。
Pythonでは、タイピングに加えて、変数や関数といった抽象的な概念の理解、エラーメッセージを読んで原因を探る作業が必要になります。
Unityでは、プログラミング言語であるC#の文法だけでなく、Unityエディタの操作、オブジェクトやコンポーネントという考え方、座標や物理演算、プロジェクトの管理など、覚えることが一度に増えます。
これらは決して小学生に不可能というわけではありませんが、初めてプログラミングに触れる段階でいきなり扱うと、プログラミング自体を楽しむ前に、周辺知識の多さでつまずいてしまう可能性があります。
小学生の段階では、ScratchやMakeCodeなどを通じて、順序、条件分岐、繰り返し、変数、そして思いどおりにいかないときに試行錯誤する経験を積んでおくことが、中学生以降にPythonやUnityへ進む際の土台になると考えられます。
もちろん、すでに強い興味があり、タイピングにも十分慣れている小学生が、意欲的にPythonやUnityに挑戦すること自体を否定するものではありません。
ただし、それはその子ならではの個別の挑戦であり、小学生全般に共通する標準的な学習の道筋として扱うべきものではないという点は、区別して考えておくとよいでしょう。
独学とプログラミング教室はどちらがよい?
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教材が決まったあと、家庭で独学するか、プログラミング教室に通うかという選択も出てきます。
どちらか一方が絶対に優れているというものではなく、それぞれに向いている状況があります。
独学は、費用を抑えやすく、お子さまのペースに合わせて進められる点が魅力です。無料で使える教材や公式のチュートリアルも豊富にあります。
一方で、どの教材をどの順番で進めるかという選定や、エラーが起きたときの対応、難易度の調整、学習を続けるための管理を、基本的には家庭の側で担う必要があります。
プログラミング教室では、その場で講師に質問できる環境があり、お子さまの理解度に合わせて課題を調整してもらいやすいという利点があります。ただ、月謝や教材費といった費用や通学の時間がかかるほか、教室によって指導方針や品質に差があることも事実です。
教室を検討する場合は、単に教材を順番に進めるだけの教室ではなく、お子さまが自分で考え、作品に手を加え、分からないことを質問できるような関わり方をしてくれる教室かどうかを確認することが重要です。
体験授業では子どものどこを見ればよい?
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プログラミング教室の体験授業は、入会するかどうかをその場で決める場ではなく、お子さまと教材、講師との相性を確かめる場として活用するとよいでしょう。
以下のような点に注目すると、判断の材料になります。
- 子どもが自分から操作しようとしているか:講師の説明を聞くだけで手が止まっている状態が続くようであれば、その教材やペースが合っていない可能性があります。
- 完成後に、自分なりの変更を加えたがるか:一つの作品を作り終えたあと、「もっとこうしたい」と自分から手を加えようとする様子は、興味が本人の中に育っているサインといえます。
- 思いどおりに動かないときに、試そうとするか:うまくいかない場面ですぐに諦めてしまうか、それとも別の方法を試そうとするかは、今後の学習の続けやすさに関わってきます。
- 教材の難易度が子どもに合っているか:簡単すぎて退屈していないか、逆に難しすぎてついていけていないかは、体験中の表情や質問の様子から見えてくることがあります。
- 講師が答えをすぐに教えすぎていないか:分からない部分をすべて講師が代わりに解決してしまうと、お子さまが自分で考える機会が失われてしまいます。ヒントを出しながら本人に気づかせるような関わり方をしているかを見てみるとよいでしょう。
これらすべてに当てはまらなければならないわけではありません。
いくつかの項目に当てはまる様子が見られれば、その教材や教室がお子さまに合っている可能性は十分にあると考えられます。
よくある質問
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Q. 小学1年生でも始められますか。
A. はい、始められます。ただし、いきなり文字入力の多い教材に取り組ませる必要はありません。Viscuitや、Scratchの中でも操作の少ない簡単な作品から始めれば、小学1年生でも無理なく取り組めます。大切なのは、教材の難しさよりも、お子さまが自分で操作して結果を確かめられているかどうかです。
Q. タイピングができなくても大丈夫ですか。
A. 大丈夫です。Viscuit、Scratch、Minecraftプログラミングは、いずれもマウスやタッチ操作が中心で、タイピングをほとんど必要としません。MakeCodeも基本はブロック操作ですが、一部でテキスト入力が必要になる場面もあるため、タイピングに強い不安がある場合は、他の3つから始めるとよいでしょう。
Q. ScratchとViscuitはどちらがよいですか。
A. どちらが優れているというものではなく、対象としているお子さまの発達段階が異なります。文字入力にまだ強い抵抗がある低学年にはViscuitが取り組みやすく、より幅広い作品を自由に作りたい場合や、少し年齢が上がってきた場合はScratchが候補になります。お子さまの様子を見ながら選ぶとよいでしょう。
Q. Minecraftで遊ぶだけでも学習になりますか。
A. 残念ながら、Minecraftで自由に遊ぶだけではプログラミング学習にはなりません。MakeCode for Minecraftなどのツールを使い、目的を持ってプログラムを組み、思いどおりに動かない部分を修正するという活動が必要です。遊びとして楽しんでいる興味を、学習の入口として活かす工夫が求められます。
Q. MakeCodeには専用機材が必要ですか。
A. 画面上でブロックを組み合わせるだけであれば、専用機材がなくても取り組めます。ただし、micro:bitなどを使って光や音、センサーを実際に動かす学習を行う場合は、別途その機材を用意する必要があります。何を作りたいかによって、機材が必要かどうかが変わると考えてください。
Q. 最初からPythonを学ばせるべきですか。
A. 必須ではありません。Pythonはタイピングやエラー対応、変数や関数といった抽象的な概念への理解が必要になるため、初心者の小学生がいきなり取り組むと負担が大きくなりがちです。まずはScratchなどのビジュアル型プログラミングで基本的な考え方に慣れてから検討しても遅くはありません。
Q. 小学生からUnityを始める必要はありますか。
A. 必須ではありません。Unity+C#は、C#の文法に加えてUnityエディタの操作や座標、物理演算など覚えることが多く、中学生以降の発展的な選択肢として位置づけるのが現実的です。強い興味とタイピングへの慣れがあるお子さまが挑戦すること自体は問題ありませんが、一般的な推奨ではありません。
Q. 自宅学習だけでも続けられますか。
A. 続けられるお子さまもいますが、教材選びやエラーへの対応、難易度の調整、継続のための管理を、基本的には家庭で担う必要があります。一人で試行錯誤を続けるのが得意なタイプかどうか、家庭でどこまでサポートできるかを踏まえて、教室との併用も含めて検討するとよいでしょう。
まとめ|小学生は難しい言語より、作品を完成できる教材を選ぼう
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ここまで、Viscuit・Scratch・Minecraftプログラミング・MakeCodeという4つの教材を、年齢や経験、興味という観点から見てきました。
低学年で文字入力が難しい場合はViscuit、幅広いゲームやアニメーションを自由に作りたい場合はScratch、Minecraftが好きな場合はMinecraftプログラミング、電子工作やセンサーに関心がある場合はMakeCodeが、それぞれの候補になります。
PythonやUnityは将来性のある選択肢ですが、初心者の小学生がいきなり取り組むには負担が大きくなりやすく、中学生以降から始めても遅くはありません。
教材名の知名度や将来性だけで決めるのではなく、実際に操作したときにお子さまがどんな反応を見せるか、夢中になって手を動かすか、うまくいかないときにもう一度試そうとするかを見て判断することが、長く続けられる教材を見つける一番の近道になります。
今回紹介した教材には、それぞれ異なる特徴があります。文字をほとんど使わずに始めたい場合はViscuit、電子工作に取り組みたい場合はMakeCodeも有力な選択肢です。
一方、Scratchでゲームやアニメーションを作りたい場合や、Minecraftへの興味をプログラミング学習につなげたい場合は、テックチャンスの無料体験をご利用いただけます。
無料体験では、実際に作品づくりに取り組みながら、お子さまが楽しめるか、教材の難易度や講師との相性が合っているかをご確認いただけます。